第19回日本乳癌学会九州地方会

当番世話人挨拶

2022年1月5日、米国では新型コロナ・オミクロン型新規感染者が100万人を突破し欧米で爆発的に流行しております。日本も第6波となる勢いですが、コロナ3年目となりワクチン接種、治療薬、そして行動規範によりどのような状況になるのかは不明です。
このような状況下、第19回日本乳癌学会九州地方会は2022年3月5日、6日、JR長崎駅に隣接する出島メッセ(2021年11月オープン)にて感染状況を見守りながら、ハイブリッド開催を予定しております。長崎駅周辺は西九州新幹線開通(2022年秋)に向けて着々と駅や商業施設の開発が進んでおり、約10年前に当地方会が長崎で開催された時とは見違えるばかりです。機を同じくして長崎市の夜景は2021年11月に世界新三大夜景(ほかにモナコ、上海)に再び選出されております。新しい長崎ときれいな夜景をお楽しみいただける機会があればと祈っております。
今回は多数の応募を頂き約80題の一般演題と11のスポンサードセミナーを組んでおります。今後の日常臨床に即役立つような演題や話題が満載です。
乳癌医療は外科のみならず、内科、放射線科、病理などいろいろな分野の先生方と協力して進めていく必要があります。そこで今後の乳腺医療を支えていく次世代を担う研修医および学生を対象としたセッションを設けました。最終日には同セッションの優秀演題の表彰も予定しております。また、多職種のメディカルスタッフの皆様からの発表もございます。
感染対策も十分に考慮した上でスタッフ一同、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
2022年1月吉日
第19回日本乳癌学会九州地方会当番世話人
国立病院機構長崎医療センター 乳腺・内分泌外科
前田茂人
佐世保市総合医療センター 乳腺外科
矢野 洋