会長挨拶
第26回中国四国脳卒中研究会 会長 大八木 保政 愛媛大学大学院医学系研究科 脳神経内科・老年医学講座 |
第26回中国四国脳卒中研究会
会長 大八木 保政
愛媛大学大学院医学系研究科 脳神経内科・老年医学講座
挨拶に先立ち、まずは元旦の地震・津波による北陸の被災者の方々にお見舞いを申し上げるとともに、1日も早い復興と日常を取り戻されることを祈念いたします。また、日頃から災害に対する準備が非常に大切であることを改めて認識しております。
さて、この度、第26回中国四国脳卒中研究会を、2024年9月21日(土)に松山市において開催させていただくこととなりました。昨年と同じ松山市での開催ですが、会場は愛媛県県民文化会館の予定です。昨年は愛媛大学脳神経外科の國枝教授が主催され、非常に充実した内容で大変勉強になりました。愛媛県では脳神経内科医が相対的に少なく、今後脳卒中を専門とする脳神経内科医の育成が非常に重要と考えております。そのような状況において、当教室が本研究会を主催する機会を賜り、関係者に深く感謝申し上げます。
今年は医師の働き方改革による勤務体制のあり方が変わり、また診断や治療の技術面でも革新が進んでおり、脳卒中診療も大きく変わっていく可能性が考えられます。本研究会を通して、診断・治療における最新の情報を得るとともに、脳卒中診療の地域連携を進める一助にもなればと期待しております。
2年続きの松山市開催でロケーション的にやや新鮮味が薄いかもしれませんが、今年の会場は大街道よりも道後温泉寄りにあり、アクセス面では道後温泉地区のホテルからも便利です。研究成果の発表や自己研鑽だけでなく、日頃の診療の疲れを温泉で癒す良い機会にもなれば幸いです。是非、多数の演題応募を頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。