第31回NPO法人日本脳神経血管内治療学会中国四国地方会

会長挨拶

第31回NPO法人日本脳神経血管内治療学会中国四国地方会を、令和4年9月3日(土)、広島コンベンションホールにおいて開催させていただきます。この度の学術集会開催を、徳島大学脳神経外科がお手伝いさせていただきますことを大変光栄に存じます。本会は、第24回中国四国脳卒中研究会(会長 広島大学大学院 丸山博文先生)と同日併催をいたします。

この度の学会では、虚血性血管障害、動静脈シャント疾患、脳動脈瘤の3疾患をテーマにプログラムを作成いたしました。特に脳動脈瘤については、応募演題が多かったため3つのセッションで議論していただくことといたします。

第24回中国四国脳卒中研究会との共同プログラムでは、筑波大学 脳神経外科 脳卒中予防・治療学 松丸祐司先生より、「脳動脈瘤に対する血管内治療:個人的な25年間の経験から」についてランチョン特別講演を頂きます。広島大学大学院 脳神経外科 堀江信貴先生より、「脳卒中診療のネクストステージ ~急性期治療から二次予防まで〜」について、特別講演を頂きます。

また、プログラム内に5つのスポンサードセミナーを設けさせていただきました。主に中国四国エリアを代表する6名の脳神経血管内治療の名手の先生方より、最新の治療とTipsについてご講演頂く予定です。

広島での開催で、平常の忙しい日常を一時離れ、最新の血管内治療について先生方が勉強と、会前後での懇親や観光の機会が得られるような日になるようにと願っております。ただし、感染の状況によっては様々な変更や対応が求められること、準備が不十分で会員の皆様にご迷惑をおかけすることも懸念されます。会が無事開催できることを祈念するとともに、皆様のご参加を教室員一同、心よりお待ちしております。

令和4年7月吉日

第31回NPO法人日本脳神経血管内治療学会中国四国地方会
会長 髙木 康志
(徳島大学大学院医歯薬学研究部 脳神経外科学)