日本膵切研究会参加施設
担当者各位

浅春の候、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

この度、第48回日本膵切研究会を2021年8月に松江市で開催させて頂くことになり、その際のアンケート調査として「幽門側胃切除後の膵尾側切除の安全性に関する検討」を計画させて頂きました。
幽門側胃切除は胃癌に対する代表的な手術で、本邦で汎用されている術式の一つです。 術後長期生存例も多くみられますが、経過観察中に膵疾患を発症し、膵尾側切除を余儀なくされる症例も散見されます。幽門側胃切除後の残胃の血流は主に脾動脈経路から供血されていますが、膵尾側切除を行うと胃血流の供給路が遮断されます。従いまして、膵切除後には残胃虚血に伴う術後合併症の発生が危惧されますが、その実態は明らかではありません。そこで今回、全国から『幽門側胃切除後に膵尾側切除を施行した症例』を集積していただき、残胃虚血に伴う術後合併症の実情と対策に関する後方視的観察研究を行いたいと思います。

つきましては、貴施設の研究機関の長ならびに倫理審査委員会への申請手続きをお済ませの上、データをご提供賜りますようお願い申し上げます。幽門側胃切除既往例に対する膵尾側切除の安全性を検証する重要な研究と考えておりますので、何卒ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

末筆ながら、先生の今後益々のご健勝とご活躍を祈念申し上げます。


日本膵切研究会：共同施設一覧
アンケート調査の追加事項です。
調査対象期間（2009年1月1日から2019年12月31日）中の膵体尾部切除（DP）総数をCD-RWに保存しお送りください。

アンケート調査締切日

ダウンロード書類

アンケート提出先