乳癌最新情報カンファランス

代表世話人挨拶

乳癌最新情報カンファランス
代表世話人:紅林 淳一
(川崎医療福祉大学 臨床工学科)
皆様、日々の乳癌診療お疲れ様です。
この度、乳癌最新情報カンファランスの本部事務局のホームページが作成されますので、代表世話人として一言ご挨拶申し上げます。

2000年夏に屋久島で植野 映先生らの企画で、第1回の本カンファランスが開催されてから20年余りが経過します。当初、本カンファランスは、夏休みの時期に、会場としてリゾート地を選び、家族サービスを兼ねた「優雅な夏の学校」として始まりました。実際、初期には屋久島、淡路島、北海道、沖縄と日本の代表的な島を会場として、リゾート気分を味わいながら本カンファランスが開催されました。しかし、ここ10数年前から、各種スポンサー企業の学術活動支援に対する規制が強化され、リゾート地における本カンファランスの開催は困難となってきました。

しかし、日本乳癌学会学術総会等では実施が困難な「1会場で乳癌診療の最新情報を集中的に勉強する」という「夏の学校」としての使命を果たすべく、当番世話人らの尽力により、全国各地で本カンファランスは成功裏に行われてきています。乳癌診療は、予想以上のスピードで進化しており、そのレベルアップを目指した学術・研修活動は休むことは許されません。そのためには、本カンファランスを含めた数々の研究会、すなわち「乳癌診療者の勉強の場」を大切に守っていく必要があると痛感しています。

本カンファランスの本部事務局は川崎医科大学乳腺甲状腺外科学教室及び総合医療センター総合外科学教室が務めます。本カンファランスの発展を目指して、誠心誠意お世話させて頂きますので、よろしくお願い申し上げます。