第34回中国四国IVR研究会

当番世話人挨拶

第34回中国四国IVR研究会
当番世話人 金澤 右
岡山大学放射線医学教室(現川崎医科大学総合医療センター)

 第34回中国四国IVR研究会を岡山大学放射線医学教室の主催で開催させていただくこととなり、大変光栄に存じます。私自身は、本年3月末で岡山大学を退職して、現在は川崎医科大学総合医療センターに勤務しておりますが、平木隆夫准教授を中心に岡山大学放射線医学教室のメンバーが入念に準備に当たってくれております。まず、彼らに感謝するとともに、多くの皆様が本研究会にご参加くださることを願っております。

 新型コロナウイルス感染症が蔓延する状況であり、今回の開催はweb開催(オンデマンドと一部Liveの予定です)とさせていただきますことをご理解ください。昨年の本研究会は残念ながら中止となり、一年間の延期をお願いいたしました。今年は、この一年間の「学び」の中から、web開催ではありますが、なるべく皆様に参加しやすい開催形式を工夫しております。会期は10月1日(金)~14日(木)の2週間ですが、事前登録期間を8月2日(月)~9月17日(金)と長期間で設定させていただきました。これらの詳細につきましては、こちらで随時ご確認いただけたらと思います。また、今回は機構の共通講習・領域講習をいたしませんが、昨今の様々な状況からご理解頂けましたら幸いです。

 地方研究会は、本来、身近な人々が集まり、face to faceで真剣に学問を語り合うのがその良さであり、また、その間の懇親会で和やかに交流することも大きな意義だと私は思っております。太平洋、瀬戸内海、日本海と三つの海に囲まれる中国四国地方の各地に赴き、その地方の風情を楽しむことも地方会ならではの楽しみです。今回の研究会は、その意味では残念なところもありますが、web上で地方研究会の良さを何とか表現できたらと思っております。

 私自身がIVRに関わってから、いつの間にか40年間が過ぎました。この間のIVRの進歩は素晴らしいものがありますが、一方で、社会や疾病構造の変化もあり、時代時代に対応するIVRが求められています。ぜひ、本研究会では、現在の社会が求め、近未来につながる発表を期待したいと思います。

 重ねて、多くの皆様の参加をよろしくお願い申し上げます。