日本心臓リハビリテーション学会 第8回四国支部地方会

会長挨拶

日本心臓リハビリテーション学会 第8回四国支部地方会
会 長:舩田 淳一
(国立病院機構愛媛医療センター 循環器内科)
 この度、特定非営利活動法人日本心臓リハビリテーション学会第8回四国支部地方会会長を拝命頂きました。2025年3月15日(土)~16日(日)に愛媛県松山市総合コミュニティーセンターでの開催に向けて鋭意準備中でございます。四国支部地方会は第1回の徳島大学開催(佐田教授)から四国4県持ち回りで開催し、今回で各県2巡目が終了することになります。近年のコロナ禍によりWEB開催を余儀なくされた時期を経験しましたが、昨年の高松開催より活気に満ちた現地開催として再開されました。

 今回のテーマは '四国心リハ―協調とその先へ―Advance through collaboration: charting the course forward' とさせて頂きました。心臓リハビリテーションは多職種の協調による包括的リハビリテーションとしての介入が重要視されています。心不全パンデミックといわれる本邦において高齢化率の高い四国地区では特に包括的リハビリテーションの役割が高まっています。今回は、愛媛県病院薬剤師会と愛媛県理学療法士会からの後援を頂きました。会期中には心不全、特に薬剤介入をテーマにしたシンポジウムの開催を予定しています。併せて、心疾患患者さんの理学療法に関して本邦のオピニオンリーダーである順天堂大学保健医療学部教授高橋哲也先生による特別講演も開催予定です。本会が四国地区で心臓リハビリテーションに関わられている医療従事者が対面による積極的な意見交換ができる機会となるよう主催者一同準備させて頂きます。

 早春の松山で多くの皆様にお目にかかれることを心より期待しています。どうぞよろしくお願いいたします。