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第19回日本臨床検査学教育学会学術大会

会長挨拶

第19回日本臨床検査学教育学会学術大会
会長 廣畑 聡(岡山大学学術研究院保健学域 分子病態・循環生理学講座 教授)
このたび、第19回日本臨床検査学教育学会学術大会を2025年(令和7年)8月21日(木)、22日(金)の両日において、岡山大学鹿田キャンパス(岡山県岡山市)で開催させていただきます。会員校の皆様ならびに関係各位のご支援に心から感謝申し上げますとともに、実りある学術大会となりますよう準備を進めてまいります。
第19回となる本会のテーマを『臨床検査の未来に灯火を―挑戦する若手活躍の場―』としました。臨床検査学教育は、実習前試験や臨地実習単位の増加など新カリキュラムへの対応が行われており、課題や改善方法など養成校間での情報共有および、これから進む厚労省の臨床検査技師学校養成所カリキュラム等改善検討会での議論に向けて、本会の役割は極めて重要であると考えております。
同時に、急速に進んでいる少子高齢化など社会の変化や、医療分野における働き方改革・AI(人工知能)の応用、検査自動化など、大きく変わりつつある臨床検査技師のあるべき姿、ありたい未来について、私たちも正面から向き合う必要があります。守るべきものは守りつつ、変えるべきところは変えていかないといけない時代のなかで、臨床検査技師教育の将来を担う「若手」の活躍こそが最も重要であると考えております。若手が挑戦できる領域こそが未来への発展力を有しているという意味をテーマに込めました。第19回学術大会では、従来よりも多様なセッションを企画し、多くの皆様に発表、討論していただけるように配慮する予定です。会員校の先生方にはシンポジストや座長をお願いしたく、ご協力とご支援の程、よろしくお願い申し上げます。若手からベテランにいたるまで、日々活躍、学生教育に奮闘されている先生方に多数岡山まで足を運んでいただきたいと思います。鹿田キャンパスは岡山駅から大学病院構内へ乗り入れるバスの便も含めて大変アクセスがよいところでございます。学会で活発に討論いただくだけでなく、学会の前後や合間では、後楽園や岡山城をはじめとする岡山あるいは倉敷など岡山近郊各地へ足をのばしていただいて、活力を養っていただけましたら幸いです。
是非、多くの皆様にご参加いただき活発な討議、意見交換ができますよう教員・学生、関係者一同力を合わせて鋭意準備を進めております。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
2024年11月27日
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