
ワークショップ
1)ワークショップ「地域でいきづらさに向き合う」
趣旨
自殺対策基本法は2006年に制定されました。その取り組みの成果もあり、自殺死亡率は2009年から減少に転じましたが、2016年以降は減少が鈍化して横ばい状況となり、さらにこども・若者の自殺は高止まりや増加が続いています。国レベルのトップダウンの自殺予防は、地域のボトムアップのプロセスと連携することが重要です。特にいきづらさを抱えた人に向き合い、支援し、自殺予防につなげるには、地域における自主性・自立性な工夫が必要です。このワークショップは、大会テーマを踏まえ、参加者が相互交流し、今後の実践に役立つ視点とつながりを得る機会とします。
企画者:竹島 正(大正大学地域構想研究所)
企画者:竹島 正(大正大学地域構想研究所)
高井 美智子(埼玉医科大学医学部 救急医学)
大塚 俊弘(長崎県精神医療センター)
小髙 真美(武蔵野大学人間科学部 社会福祉学科)
大塚 俊弘(長崎県精神医療センター)
小髙 真美(武蔵野大学人間科学部 社会福祉学科)
デイプログラム 「地域でいきづらさに向き合う」
デイプログラムは、第49回日本自殺予防学会総会のプログラムとして実施します。また、2025年度統計数理研究所共同研究集会「自殺対策基本法20周年に向けて:学際的検討と現場の経験を踏まえての政策提言」(研究代表者 竹島正)、2025年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(B)(一般)「自殺対策における共創的(Co-creative)ネットワークの構築を目指した実践研究」(研究代表者 小髙真美)、一般社団法人自殺予防と自死遺族支援・調査研究研修センターと連携して実施します。
日 時:2025年9月6日(土)10:50~12:20
会 場:第3会場(ビッグハート出雲 2F 茶のスタジオ)
10:30~10:40 趣旨説明(竹島 正)
10:40~10:55 トーク「もっと自由にやろう」(大塚 俊弘)
10:55~11:00 グループディスカッションの説明(高井 美智子)
11:00~11:35 グループディスカッション
11:55~12:00 コメント(大塚 俊弘・竹島 正)
12:00閉会の挨拶・夜の部の案内(竹島 正)
日 時:2025年9月6日(土)10:50~12:20
会 場:第3会場(ビッグハート出雲 2F 茶のスタジオ)
参加費:無料(学会への参加登録が必要です)
司会進行:高井 美智子
※デイプログラムへの参加は事前申込不要です。直接会場へお越しください。
10:30~10:40 趣旨説明(竹島 正)
10:40~10:55 トーク「もっと自由にやろう」(大塚 俊弘)
10:55~11:00 グループディスカッションの説明(高井 美智子)
11:00~11:35 グループディスカッション
11:55~12:00 コメント(大塚 俊弘・竹島 正)
12:00閉会の挨拶・夜の部の案内(竹島 正)
ナイトプログラム 「ナイトワークショップ もっと自由に」
ナイトプログラムは、有志による交流会として実施します。デイプログラム「地域でいきづらさに向き合う」に参加された方はもちろん、デイプログラムに興味がありながら参加できなかった方も、ナイトプログラムにご参加いただけます。
ファシリテーター:小髙 真美
日 時:2025年9月6日(土)18:00~20:00
会 場:未定
参加費:5,000円(予定)
参加申込:ナイトプログラムは事前申込制とさせていただきます。
会場準備の都合により、8月29日(金)までにお申込みください。
ファシリテーター:小髙 真美
日 時:2025年9月6日(土)18:00~20:00
会 場:未定
参加費:5,000円(予定)
参加申込:ナイトプログラムは事前申込制とさせていただきます。
会場準備の都合により、8月29日(金)までにお申込みください。
ワークショップに関するお問い合わせ
大正大学地域構想研究所 竹島 正
E-mail:t_takeshima[at]mail.tais.ac.jp
※メール送信の際には[at]を@に置き換えてください
E-mail:t_takeshima[at]mail.tais.ac.jp
※メール送信の際には[at]を@に置き換えてください
2)広報委員会企画ワークショップ
「自死予防研究・支援の第一歩と未来を語る —初学者・若手のための交流座談会」
日 時:2025年9月6日(土)14:40~16:40
会 場:第3会場(ビッグハート出雲 2F 茶のスタジオ)
会 場:第3会場(ビッグハート出雲 2F 茶のスタジオ)
参加費:無料(学会への参加登録が必要です)
※広報委員会企画ワークショップへの参加は事前申込不要です。直接会場へお越しください。
趣旨
自死予防は、臨床・研究の両面において取り組みが困難とされるテーマである。死を未然に防ぐという究極の目標を持ちながら、支援のあり方には繊細な配慮が求められ、研究においても倫理的・方法論的な壁に直面することが多い。特に、キャリアの初期段階にある初学者や若手研究者・支援者にとっては、こうしたテーマに挑むことは心理的にも実務的にも高いハードルとなり得る。
日本自殺予防学会広報委員会では、こうした若手の悩みや孤立を和らげ、横のつながりを創出する場づくりを目的に、継続的にワークショップ型の座談会を開催してきた。本企画もその一環として、実践的な知見の共有と自由な対話を通して、自死予防における「第一歩」の踏み出し方と「未来」の描き方を探っていく。
日本自殺予防学会広報委員会では、こうした若手の悩みや孤立を和らげ、横のつながりを創出する場づくりを目的に、継続的にワークショップ型の座談会を開催してきた。本企画もその一環として、実践的な知見の共有と自由な対話を通して、自死予防における「第一歩」の踏み出し方と「未来」の描き方を探っていく。
企画者:飯島 有哉(富山大学)
井上 佳祐(岡本病院・横浜市立大学)
岩澤 敦史(淑徳大学)
氏原 将奈(淑徳大学)
岡本 雄太(福岡大学)
古賀 佳樹(久里浜医療センター)
髙橋 あすみ(北星学園大学)
田中 康雅(株式会社パパゲーノ)
井上 佳祐(岡本病院・横浜市立大学)
岩澤 敦史(淑徳大学)
氏原 将奈(淑徳大学)
岡本 雄太(福岡大学)
古賀 佳樹(久里浜医療センター)
髙橋 あすみ(北星学園大学)
田中 康雅(株式会社パパゲーノ)
話題提供者:川岡 和也(島根県健康福祉部健康推進課)
岡本 雄太(福岡大学)
岡本 雄太(福岡大学)
本ワークショップの概要と流れ
まず、広報委員より本企画の趣旨と広報委員会の活動について紹介した後、保健師として地域での支援活動を行っている川岡和也先生(島根県健康福祉部健康推進課)からは「人と、人。つながり、つなぐ、そしてつながり続ける自死予防活動」について、および精神科医として臨床および研究を行っている岡本雄太先生(福岡大学)からは「生活保護ケースワーカーに対する自死予防研修の開発-支援者も生き残ることを目指して-」について、それぞれの立場からの話題提供をいただく。話題提供では、現場で直面する実践的課題や、それに向き合う姿勢、研究との両立のあり方などに焦点を当てる。
続いてのグループワークでは、参加者同士が自由に意見交換しながら、自身の関心や悩みを共有できる場とする。その後、全体ディスカッションを通じて、研究と支援をいかに接続していけるか、また若手として何から始められるのかを再考する機会としたい。
研究や支援に携わる人には様々な事情があるため、座談会においても話すことは強制ではない。参加者の方々にはゲートキーパーのごとく、傾聴の姿勢をお願いしたい。
続いてのグループワークでは、参加者同士が自由に意見交換しながら、自身の関心や悩みを共有できる場とする。その後、全体ディスカッションを通じて、研究と支援をいかに接続していけるか、また若手として何から始められるのかを再考する機会としたい。
研究や支援に携わる人には様々な事情があるため、座談会においても話すことは強制ではない。参加者の方々にはゲートキーパーのごとく、傾聴の姿勢をお願いしたい。
本ワークショップの想定する参加者
主に、これから自死予防に関する研究や支援に取り組みたいと考えている、あるいは、取り組んではいるが周囲にアドバイザーがいない者・困難感を有している初学者や若手の参加を想定している。もちろん初学者・若手と対話をしたい、という中堅・ベテラン会員の参加も歓迎する。研究についての様々な悩み、困難感などを分かち合う交流の場とし、互いに交流を深め、これからの継続的な研究や支援のよい動機づけになることを期待したい。
ワークショップに関するお問い合わせ
日本自殺予防学会広報委員会
E-mail:jasp.renraku [at]gmail.com
※メール送信の際には[at]を@に置き換えてください
E-mail:jasp.renraku [at]gmail.com
※メール送信の際には[at]を@に置き換えてください