会長挨拶
第2回日本アブレーション研究会
会 長:能祖 一裕
(岡山市立市民病院 消化器内科診療部長/肝疾患センター長
がん治療サポートセンター長/岡山大学医学部臨床教授)
このたび、第2回日本アブレーション研究会を担当させていただきます、岡山市立市民病院消化器内科の能祖一裕です。昨年アブレーションに対する保険適用が拡大され、肝癌、腎癌、副腎腫瘍に加え、肺腫瘍や骨軟部腫瘍の治療にも用いることが可能となりました。アブレーション治療は、ラジオ波治療・マイクロ波治療・凍結療法など多岐にわたっており、これらの治療をより効果的に行うためには、様々な工夫や取り組みが必要です。また近年アブレーションを単なる物理的治療法としてでなく、抗原提示の手段と位置付け、免疫療法の効果を高める手段として応用する試みも行われるようになりました。こうした急速な変化に適切かつ迅速に対応する必要があるという観点から、今回の研究会のテーマを「Go Forward!」とさせて頂きました。会 長:能祖 一裕
(岡山市立市民病院 消化器内科診療部長/肝疾患センター長
がん治療サポートセンター長/岡山大学医学部臨床教授)
本研究会はすべての種類のアブレーションが安全かつ効果的に実施されるよう、会員相互ならびに関連機関との連携を図ることを目的として順天堂大学の椎名秀一朗教授を中心として2022年1月に設立された会です。この理念に基づき、第2回研究会を、アブレーションに関する基礎的研究から臨床まで幅広い分野において、医師・コメディカル・企業がface to faceで議論し、新たな医療につながる発見が得られる場にしたいと考えております。
会場はアクセスのよい岡山駅に直結した岡山コンベンションセンターです。冬の寒い時期の開催ですが、ぜひご参加いただき、積極果敢な熱い討議をしていただくようお願い申し上げます。