会長挨拶
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第4回日本アブレーション研究会 会長 山門 亨一郎 兵庫医科大学放射線医学教室 主任教授 |
第4回日本アブレーション研究会を担当させて頂きます、兵庫医科大学・放射線医学教室の山門亨一郎でございます。本研究会は、第1回は椎名先生(順天堂大学)第2回は能祖先生(岡山市民病院)、そして第3回目は山下先生(松任石川中央病院)と内科の先生方が担当されてきましたが、今回初めて放射線科医の私が担当させて頂きます。
本邦でのアブレーションは、2004年に肝癌に対するRFAが保険収載され開花しました。SURF試験も経て、小型肝癌治療の主役の一つに躍り出ています。2011年には腎癌に対する凍結治療が保険収載されました。そして2022年には肺腫瘍、腎癌、悪性骨腫瘍、骨盤内悪性腫瘍、四肢・胸腔内及び腹腔内に生じた軟部腫瘍、類骨骨腫(良性腫瘍)に対してのRFAも保険収載がなされています。近い将来には、凍結療法もRFAと同じ適応拡大がなされる予定です。
第4回日本アブレーション研究会のテーマは、「Make it standard」です。これは私が2022年にIVR学会総会を行った時と同じテーマです。アブレーションは、癌の根治治療として大きな役割を担っていますが、緩和にも使うことができる「epoch making」な治療です。しかし、その有効性を知らないどころか、存在さえ知らない医療従事者もたくさんいます。「it」はアブレーションです。アブレーションの適応拡大がなされている今、皆様とともにアブレーション(it)をstandardにするmovementを作れたらと思っています。
2月の淡路島は、三年河豚や淡路牛などのご当地グルメに加え、海の幸、山の幸も豊富です。会場の淡路夢舞台国際会議場は安藤忠雄先生の手がけた建造物で、豪華絢爛です。会場からのオーシャンビューも美しく参加者の気持ちを和ませてくれます。
自然豊かな淡路島で多くの先生方やメディカルスタッフとお会いできることを楽しみにしています。