第18回日本乳癌学会中国四国地方会

当番世話人挨拶

鈴木 喜雅
(鳥取大学医学部附属病院 乳腺内分泌外科 科長)

廣岡 保明
(鳥取県立中央病院 院長)
この度、第18回日本乳癌学会中国四国地方会を鳥取県米子市にて開催させていただくことになりました。当番世話人を担当させていただきますことを大変光栄に存じます。
日本乳癌学会地方会の目的は症例報告を中心として臨床に即した議論を交わすことであります。乳癌臨床の場でチーム医療を実践する多職種の皆様の研鑽の機会となりますことを目指しております。また教育セミナー、画像診断セミナー、共催セミナーを企画し、乳腺専門医を目指す若手医師の勉強の場にとどまらず充実した地方会になりますように準備しております。
近年、乳癌診療の環境は目まぐるしく変化しております。HBOC診療の保険収載、CDK4/6阻害剤・トラスズマブデルクステカンなど新薬の登場、ACPなど緩和ケアの充実など枚挙にいとまがありません。今回の地方会が医療者への情報提供、情報共有そして情報発信の場となれば幸いです。
今回の会場は米子駅の目の前にありアクセスは良好です。多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。
COVID-19により不透明な状況ではありますが、通常開催を目指しております。このような事態が収束し、皆様を米子の地にお迎えできることを切望しております。