第128回日本循環器学会中国・四国合同地方会

会長挨拶

第128回日本循環器学会中国・四国合同地方会
会長 上村 史朗
川崎医科大学 循環器内科学 教授

 第128回日本循環器学会中国・四国合同地方会を川崎医科大学循環器内科が担当させていただき、岡山市で開催することになりました。伝統ある合同地方会の開催させていただく貴重な機会を頂きまして、これまでにご支援、ご指導を頂きました会員の皆様方に心から感謝いたします。
 さて、最近全国的に循環器診療を目指す若手の人材が少なくなってきていることが問題となっています。実際、循環器内科、心臓血管外科、小児循環器領域を含め2024年度には日本循環器学会の正会員数が初めて減少しました。一方、中国・四国支部ではそれぞれ支部のダイバーシティ推進委員会、若手委員会を設立して、男女にとどまらず、世代、職種間の交流と互いの理解を深める活動を継続しており、正会員数の減少はみられていません。このような支部での活動をさらに推進していくというメッセージを込めて今回のテーマは「循環器2026:新たな鼓動」とさせていただきました。「新たな鼓動」にはこの分野に興味を持つ方や新たに入ってこられる方々に循環器の診療・研究の魅力を伝えていくこと加えて、日々進歩している診断法や治療法、またガイドラインの改定などの新しい状況を皆で共有して、診療・教育・研究に活かしていくという意味を込めました。
 今回の地方会では、従来からの循環器領域の臨床研究や症例報告に加えて、若手研究者セッション、研修医セッション、メディカルスタッフアワードセッションも企画しました。参加してくれた若い人たちが経験豊かな先達と気負わずに情報交換ができることを期待して、ディスカッションの時間をできるかぎり長くとれるように時間配分を工夫しています。
 特別企画としては、ハートチーム関係、ガイドライン改定の要点を解説するセッションなど企画しています。第1会場はハイブリッドでWeb配信します。
 本合同地方会が会員の皆様にとって有意義で実り多い交流の場となり、中国・四国地区から全国に発信できるような学術集会になることを祈念して挨拶とさせていただきます。
 多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
arrow_upward