第121回日本循環器学会四国地方会

会長挨拶

第121回日本循環器学会四国地方会
会 長:山本 克人(高知医療センター 循環器内科)
 この度、第121回日本循環器学会四国地方会を高知市で開催させていただくこととなりました。このような機会を与えて頂いたことは大変光栄なことであり、会員の皆様には厚くお礼申し上げます。
 2020年より蔓延した新型コロナウイルス感染症により、本地方会もしばらくはWebでの開催が続いておりましたが、本年6月の第120回中国・四国合同地方会に引き続き、今回も現地で集合しての開催となりました。同一施設に発表者や聴講者が一同に集まって活発な議論を交わしていただき、また高知の美味しい郷土料理に舌鼓を打って欲しいと希望しております。
 さて、教育講演については内科系と外科系の2枠から、今年度からは基礎系を含めた3枠の講演となります。今回は私の専門とする不整脈を中心にした講演を、基礎系、内科系、外科系の3人の講師の方にお願いしており、不整脈を専門とする先生でなくとも興味が持て日常の臨床にもお役に立つ内容となっていると思います。また、新たに若い医師にとって有益で勉強となる研修医・循環器医教育セミナーが若手委員会を中心に企画されており、これもとても楽しみなコーナーです。さらに、ダイバーシティーシンポジウムでは講師に本江順子をお迎えし、働き方改革についてのディスカッションが予定されています。その他ランチョンセミナーと特別企画を合わせて9つのバラエティーに富み最新の話題を提唱できる共催セミナーも準備しております。すべての企画が興味深いものとなっており、きっと満足いただけるものと確信しております。
 当日は皆様と一緒に楽しく交流でき、充実した地方会になるように努めてまいりますので、多数のご参加を何卒よろしくお願いいたします。