会長挨拶
この度,第130回日本消化器内視鏡学会中国支部例会を担当させていただくことになりました。大変光栄なことと存じ上げます。このような機会を与えていただきました日本消化器内視鏡学会中国支部長の石原俊治教授(島根大学),日本消化器内視鏡学会理事長の田中信治教授(広島大学)をはじめ、支部役員のみなさま、会員の先生方に厚くお礼申し上げます。
本会は広島大学病院総合内科・総合診療科が担当いたします。我々は小さな医局で、至らぬ点もあろうかと存じますが、実り多い支部例会となりますよう、しっかり努めて参ります。
プログラムは研修医奨励賞、専修医奨励賞、一般演題部門賞、実地医家部門賞、ワークショップ部門賞などを予定しております。特に本例会におきましては、エキスパートの先生だけではなく、実地医家の先生、女性医師の先生から多くのご発表をいただきたいと思います。診療の第一線で活躍しておられる総合医・家庭医の先生が、いかに内視鏡診療を通じて社会貢献ができるか、しっかり議論したいと思います。普段は一人で活動しておられる実地医家、女性医師のみなさまにとって、診療技術の標準化・レベルアップや、普段抱えておられる様々な問題点を共有する場になれば幸いです。日曜日開催のため実地医家の先生にも演題応募しやすいように一般演題とは別枠で実地医家部門を設定しておりますので多数の演題応募をお願い申し上げます。
その他,特別講演、ランチョンセミナー,エキスパートセミナーなどを予定しております。
未だ新型コロナウイルス感染症の収束見通しがたちませんが、本例会ではWebを用いたハイブリッド形式での開催を検討しています。会場は、令和4年11月に落成する広島大学医学部(霞キャンパス)凌雲棟の予定です。学生講義のために新築された講義棟で、遠隔授業に対応する最新システムを完備しています。初めての学会使用ですので少々不安な点はございますが、質の高い情報が発信できるのではないかと思います。
皆様、奮って演題応募いただきますようお願い申し上げます。昨年に続き、広島でお目にかかれることを楽しみにしています。
第130回日本消化器内視鏡学会中国支部例会
会長 伊藤 公訓
広島大学病院 総合内科・総合診療科