当番世話人挨拶
第138回日本医学放射線学会中国・四国地方会
当番世話人:玉田 勉
(川崎医科大学 放射線診断学教室)
この度、第138回日本医学放射線学会中国・四国地方会ならびに第57回日本核医学会中国・四国地方会を2023年6月24日(土)、25日(日)に倉敷市芸文館で開催させていただくことになりました。当番世話人として一言ご挨拶申し上げます。当番世話人:玉田 勉
(川崎医科大学 放射線診断学教室)
日本医学放射線学会中国四国地方会は伝統的に各大学・施設間の連携が強く、大学をはじめとする多くの施設の先生方が一堂に会し、有意義な学術発表、教育セミナーや特別講演が行われます。加えて2016年からは学生・研修医セッションが設けられ、将来を担う若い方々に参加していただき、放射線医学の魅力や将来展望を肌で感じていただける試みが行われて参りました。そして、何より施設の垣根を越えた深い交流が中国四国地方会の発展に深く貢献したことはいうまでもありません。
周知のごとく2019年からのCOVID-19の猛威によって学会や講演会はWeb開催あるいはハイブリッド開催を余儀なくされました。感染対策また参加形態としての利便性といったメリットがある一方で、施設間・研究者間の交流の希薄化、コミュニケーション不足による不十分な討論や開催費用の負担増加といったデメリットがあります。そのような状況の中で、2022年度の北米放射線学会は教育展示以外の発表者は現地参加が義務付けられ、2019年度以前のような賑わいの中で頼もしくも感じた次第です。本邦における感染状況は徐々に改善の兆しがあり、学会・研究会の今後のあり方を改めて見直す時期にきているように感じております。
感染状況によりますが、この度の地方会は現地開催(感染状況によりwebのみの開催)で行いたいと考えております。託児所を設置いたしますのでお子様連れの参加も可能です。会場は倉敷駅前通りを徒歩15分程度の場所に位置し、倉敷美観地区、倉敷アイビースクエアや大原美術館が隣接し、少し足を伸ばすと児島ジーンズストリート、鷲羽山や瀬戸大橋などがございます。放射線医学に関する知見に触れ、また中国・四国地方の先生方の親睦を深めると共に、週末を利用して是非、倉敷を楽しんでいただければと思います。
教室員一同、鋭意努めて参ります。多くの皆様方の参加を心よりお待ちしております。