第70回日本呼吸器学会中国・四国地方会/第62回日本肺癌学会中国・四国支部学術集会

会長挨拶

第70回日本呼吸器学会中国・四国地方会
会 長:山﨑 章
(鳥取大学医学部 呼吸器・膠原病内科学分野)
 この度、第70回日本呼吸器学会中国・四国地方会を鳥取県米子市で開催させていただきます。伝統のある本会の会長を仰せつかり大変光栄と存じております。また、この機会をお与えいただきました諸先生方に心より感謝申し上げます。会期は2024年7月19日(金)、20日(土)の2日間、場所は米子市コンベンションセンターBIG SHIPで予定しております。例年通り夏季の地方会は第62回日本肺癌学会中国・四国支部学術集会との合同開催ですので、支部学術集会の学会長である鳥取大学医学部呼吸器・乳腺内分泌外科学分野の中村廣繁教授と協力して、実りある学術集会にするべく鋭意準備を進めております。
 新型コロナウイルス感染症が5類感染症となり、多くの学会も以前の対面形式に戻ってきております。学会が延期あるいはWEBで開催されていたこの数年間の間にも、呼吸器領域の研究・臨床面での発展は目覚ましく、多くの領域で新しい知見や、治療薬・治療法が開発されています。インターネットからの情報やWEBを通じた学会での意見交換も重要ですが、やはりon siteでの学会を通じて、最新の研究成果や専門知識の共有、講演をされる先生方との直接の対話も非常に重要と考えます。先生方には是非学会にご参加いただき、多くの先生方との意見交換、情報共有になれば幸いに存じます。また、若手の先生方や学生のみなさまにもWEBではなく、対面で発表するいい機会になると思います。
 米子は少し交通の便の悪いところですが、米子駅も新しくなっております。先生方には是非現地まで足を運んでいただきたき、活発なdiscussionを行っていただければと存じます。多くの先生方のご参加を心よりお待ちしておりますので、是非ともご支援ならびにご協力をお願い申し上げます。
第62回日本肺癌学会中国・四国支部学術集会
会 長:中村 廣繁
(松江赤十字病院 呼吸器外科/鳥取大学 名誉教授)
 この度、第62回日本肺癌学会中国・四国支部学術集会を鳥取県米子市のコンベンションセンターBIGSHIPにおいて、開催させていただくことになりました。歴史と伝統のある本会の会長を仰せつかり大変光栄に存じております。鳥取での開催は第53回学術集会(清水英治会長)以来10年ぶりとなりますが、本機会をお与えいただきました諸先生方に心より御礼を申し上げます。会期は2024年7月19日(金)、20日(土)の2日間で、第70回日本呼吸器学会中国・四国地方会の会長である鳥取大学医学部呼吸器・膠原病内科学分野の山﨑 章教授と力を合わせて、実りある学術集会にするべく鋭意準備を進めております。
 近年はCOVID-19の影響で学会の在り方も変化し、Web視聴やアーカイブ配信も行われるようになってきましたが、やはり対面での学びと意見交換は得るもの大きく、逆に重要性を増してきているようにも思います。特に若手医師を交えて親しく議論できることは地方会ならでは良さでもあり、肺癌診療を志す仲間を一人でも多く増やす必要があります。肺癌診療は今日めざましい発展を遂げてきております。乗り遅れることなく皆さまと一緒に最新のエビデンスを理解して今後の課題を共有することが大切であると思います。そのためにもプログラムを充実させて、有益な学術集会になるように精一杯務めることが私の使命と承知しております。
 7月の鳥取は日本海と大山という豊かな自然が輝きを増す大変良い季節です。アクセスの点で皆さまにはご不自由をおかけしますが、伯備線の特急やくも号も新型車両となり、きっと快適な鉄道の旅をお楽しみできる予定です。風光明媚で、“食の都”と称される鳥取県米子市の街を堪能していただきながら、肺癌で苦しむ患者さんに対して、どのようなベストプラクティスを行えば、福音をもたらすことができるかを皆さんで一緒に考えていきましょう。
 是非とも先生方には一人でも多くの若手をお誘いしてご参加いただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。