第65回日本呼吸器学会中国・四国地方会/第30回日本呼吸器内視鏡学会中国四国支部会/第72回日本結核・非結核性抗酸菌症学会中国四国支部会

会長挨拶

第30回日本呼吸器内視鏡学会中国四国支部会 会長挨拶

第30回日本呼吸器内視鏡学会中国四国支部会
会長 栗本 典昭
島根大学医学部 内科学講座 呼吸器・臨床腫瘍学

 この度、第30回日本呼吸器内視鏡学会中国四国支部会を、2021年12月4日(土)、5日(日)の両日、開催させていただくことになりました。伝統ある本学会中国四国支部会を主催させていただくことは、大変光栄なことと存じ、心より感謝申し上げます。合同開催の日本結核・非結核性抗酸菌症学会中国四国支部会礒部威会長ならびに日本呼吸器学会中国・四国地方会津端由佳里会長と3人で力を合わせ、心に残る会になるよう努めます。
 今日の呼吸器内視鏡領域の発展があるのは、多くの先達の努力や工夫が継承され、また企業の努力から生まれた新技術とともに進歩してきたものと思います。学会のテーマを「All for better patient care ~英知と技術の結集~」としております。
 呼吸器内視鏡は技術を要する検査であり、各施設での手技の標準化が必要と考えます。本会もそのための知恵・手技のアップデートとともに共有の場にしたいと考えており、演題発表と共に、気管支鏡実技セミナー、寺子屋セミナーを企画させていただきました。呼吸器内視鏡の手技・診断において、実りの多い会にしたいと思いますので、御参加頂き、活発な御討議をお願いできれば幸いです。
 日々の臨床に追われる我々ですが、一歩立ち止まって足元にある大切な患者様から教えられる情報を見逃さないように、呼吸器内視鏡検査のコツ、診断と病理組織の比較検討などを遂行する態度を構築できるような会を目指します。
 昨年より新型コロナウイルス感染症に翻弄されましたが、呼吸器内視鏡における学びを続けるために、たくさんの演題登録をお待ちしております。ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

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