会長挨拶
第75回日本呼吸器学会中国・四国地方会を、岡山コンベンションセンターにおいて開催いたします。歴史と伝統ある本会を主催させていただき、大変光栄に存じます。
例年通り、今回の冬季地方会も、第35回日本呼吸器内視鏡学会中国・四国支部会(佐久川亮会長)ならびに第77回日本結核・非結核性抗酸菌症学会中国四国支部会(玉置明彦会長)との合同開催となります。両会長先生と協力して、3学会の会員の皆様にとって実りある学術集会となるよう準備を進めております。
新型コロナウイルス感染症のパンデミック後、学会の開催形態について、様々な議論がなされるようになりました。今回の地方会は、現地開催のみとしております。オンライン開催は、参加の利便性はありますが、学術集会がもつ本来の人と人との直接的な交流を十分に提供できない側面もあります。
特に若手の先生には、聴衆を前に発表して議論する経験を積んでいただきたいです。自施設だけでなく他施設の先生と直接顔を合わせて、新たな人的ネットワークを築く機会としていただければ幸いです。学術的な知識の共有だけでなく、人と人との繋がりを育むのが学術集会の大切な役割と考えています。多くの先生の演題登録とご参加をお待ちしております。
ぜひ初冬の岡山にお越しいただき、活発な討論と交流を通して、有意義な2日間をお過ごしいただけますよう、心より願っております。
この度、2026年12月12日(土)・13日(日)の2日間、岡山コンベンションセンターにおきまして、第35回日本呼吸器内視鏡学会中国四国支部会を開催させていただく運びとなりました。伝統ある本学会を担当させていただく機会を頂き、誠に光栄に存じております。今回も例年通り、第75回日本呼吸器学会中国・四国地方会ならびに第77回日本結核・非結核性抗酸菌症学会中国四国支部会との3学会合同開催となります。小賀徹会長、玉置明彦会長と協力しながら、充実した学会にできるよう準備を進めてまいります。
近年、呼吸器内視鏡領域の進歩は目覚ましく、診断においてはEBUS-GS、EBUS-TBNA、気管支ナビゲーション、クライオバイオプシー、肺癌の遺伝子検査など、治療においてはEWSや気道ステント、COPDに対する気管支バルブなどが開発され普及が進んでいます。これらの手技における知識や工夫をアップデートし共有するための有益な場にしたいと考えております。多数の先生方による活発なご発表、ご討論を期待しております。
毎年好評を博している「気管支鏡実技セミナー」においては、今回はEBUS-TBNA、EWS留置、硬性鏡による気道ステント留置、気道異物の4つのセッションを企画しております。各々の領域のエキスパートから直接指導を受けることができる貴重な機会となります。参加人数に制限はございますが、これまで実地での経験症例が少ない先生方、さらなる手技の向上を目指している先生方を中心に是非ご参加いただけましたら幸いです。
また、「寺子屋気管支鏡所見読影セミナー」、「渡辺洋一記念奨励賞」の選考なども予定しております。年末の慌ただしい時期とは存じますが、皆様の多数のご参加を心よりお待ちしております。ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
この度、第77回日本結核・非結核性抗酸菌症学会中国四国支部会を2026年12月12日(土)・13日(日)の2日間、岡山コンベンションセンターで開催いたします。歴史と伝統ある本会を主催させていただきますことを、大変光栄に存じます。
さて、我が国における結核は、低蔓延国の水準を維持している一方で結核病床の集約化が進み、実際に結核を診断・治療された経験のある先生方も減りつつあります。いまだ、多彩な基礎疾患を有する高齢者結核や増加傾向にある外国出生者結核などの問題も存在しており、若い世代の先生方に結核という疾患への対応をいかにして伝えていくかが重要な課題です。
一方、非結核性抗酸菌症については、増加傾向が顕著であり、非結核性抗酸菌症の専門外来を立ち上げられた施設も増えつつあります。今後は吸入療法も組み込んだ新たな治療体系の確立、長期間に及ぶ治療・経過観察のマネージメント、難治化する生体側・菌種側の要因の探求などが問題となってきます。
2026年度は、6月に島根医科大学の礒部威教授の主催で第101回日本結核・非結核性抗酸菌症学会学術講演会が同じ会場で盛大に開催され、12月の中国四国支部会は岡山での2度目の抗酸菌症関連学会となります。総会同様に抗酸菌症を専門とする先生方の貴重なご発表をお願いするとともに、呼吸器疾患に興味を持たれている若手の先生方のご参加、活発なご討議を期待しております。
