事前参加申込
本会は現地開催となります。
ライブ配信及びオンデマンド配信はありません。
参加費は、当日に参加受付にて現金でお支払いください。
事前支払は受け付けておりません。
事前申込期間
2025年9月4日(木)~10月9日(木)
参加費
事前参加費(2025年9月4日(木)~10月9日(木))
当日参加費(2025年10月18日(土)・19日(日))
参加区分 | 事前 | 当日 | |
---|---|---|---|
医師 | 会員 | ¥14,000 | ¥15,000 |
非会員 | ¥15,000 | ¥16,000 | |
メディカルスタッフ (医師以外の専門職含む) | 会員 | ¥8,000 | ¥9,000 |
非会員 | ¥9,000 | ¥10,000 | |
初期研修医 | 会員 | ¥4,000 | |
非会員 | ¥5,000 | ||
学生(学部学生・大学院生を含む) ※1 ※2 | 会員 | ¥2,000 | |
非会員 | ¥3,000 |
※1. | 学生(学部学生・大学院生を含む)の方は当日、参加受付時に証明書(学生証)を提示してください。証明書を確認できない場合、学生参加費では受付できかねますので、ご注意ください。 |
※2. | 社会人大学生・社会人大学院生は「学生以外」の参加区分でお申込みください。 |
各種研修会
CBT-E研修会
神経性やせ症のEnhanced Cognitive Behaviour Therapy(CBT-E)研修会
10月19日(日)9:00~10:15
定員:90名
参加費:会員 5,000円/非会員 6,000円
※別途学術集会の参加申込が必要です。
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Fairburnの開発したCBT-Eは摂食障害に固有の精神病理をターゲットとし、摂食障害の診断・病型の違いにかかわらず適応できる超診断的な治療法であり、摂食障害の標準的な治療法の一つとして広く認められている。わが国では平成30年度からCBT-Eにもとづく「神経性過食症に対する認知行動療法」が保険収載されたが、摂食障害の診療機関からは神経性やせ症に対する治療法の必要性や要望が大きい。CBT-EはANに対しても有効な治療であり、科学的エビデンスを有し、英国国立医療技術評価委機構(NICE)の臨床ガイドライン(2017年)および、アメリカ精神医学会の臨床ガイドライン(2023)でもCBT-Eを含む、摂食障害に焦点化されたCBTがANに対する精神療法として推奨されている。本研修の目的は神経性やせ症(AN)のためのCBT-Eを理解することである。
MANTRA研修会
モーズレイ神経性やせ症治療(Maudsley Model of Anorexia Nervosa Treatment for Adults:MANTRA)研修会;維持要因としての家族関係にどのように取り組むか
日時:10月19日(日)10:30~11:45
定員:90名
参加費:会員 5,000円/非会員 6,000円
※別途学術集会の参加申込が必要です。
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MANTRAは成人の神経性やせ症に特化して作られた治療法であり、そのアプローチは認知−対人関係モデルに基づいている。神経性やせ症の発症と維持にかかわる要因として、「脅威に対する敏感さ、不安の高い性格特性」、「完全主義的で柔軟性が乏しく、細部にこだわる思考スタイル」、「神経性やせ症に親和的な価値観や信念」、「神経性やせ症の維持に関与する他者の言動や反応」の4つが重視されており、これらの要因が相互に影響し合って悪循環を形成し、患者が神経性やせ症から抜け出せなくなっていると考えている。治療は患者と治療者の協働作業として、ワークブック(*日本語版は「モーズレイモデル神経性やせ症治療MANTRAワークブック」、南山堂、2021年)を用いて行われる。週1 回の面接を20 週に渡り計20 回行うが、Body Mass Indexが15を下回る場合はもっと多い回数の面接を行う。また、支援者(主に家族)との面接も行うようにする。治療の初期には、患者の治療への動機づけを高め、認知−対人関係モデルと家族や親しい人からサポートを受けることの重要性について話し合い、医学的リスクと栄養に関する心理教育を行う。治療の初期から中盤にかけては、症状の維持要因に焦点を当てたケース・フォーミュレーションを行い、その内容を患者と共有し、治療目標の設定と変化に向けた計画を立てる。治療の中盤では、症状維持に関係する個々の問題領域に順次取り組む。治療の終盤では、患者が神経性やせ症をベースにした価値観から脱却して、新たな価値観、アイデンティティを確立することを手助けし、再発防止について取り組む。
今回の研修会では、MANTRAの概要について簡単な説明を行った後に、症例を提示しながら、家族関係が維持要因として存在する場合に、それに対してどのように取り組むかを重点的に説明する予定である。
FBT研修会
Family-Based Treatment(FBT)の原則に基づいた家族への対応:ミールセッション
日時:10月19日(日)14:00~15:15
定員:90名
参加費:会員 5,000円/非会員 6,000円
※別途学術集会の参加申込が必要です。
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【背景】FBTは、若年発症の神経性やせ症に対して有効性が証明され、心理治療の第一選択として世界的に推奨されている。しかしながら、本邦では、FBTを実践している施設は少なく、スタンダードなFBTの第2セッションに設定されているミールセッション(別名ファミリーミール)を実践している施設はもっと少ない。
【目的】本研修会の目的は、FBTを実践するにあたりミールセッションが省略されたり、ミールセッションが足かせとなってFBTそのものが実践されなかったりすることの背景の一つにある「治療者が抱えるミールセッションに対する心理的なハードルを下げる」ことである。ミールセッションを実施する際の注意点やよくある展開を知っておくことを通じて、治療者が自信をもって支援にあたれることを目指す。本研修会は、FBT を始めたばかり、これから導入を考えている、FBTを実践してみたがうまくいかなかった等の小児科医、精神科医、心療内科医、心理士等を対象とする。
【方法】本研修会は、令和3~5年厚労科研中里班(代表研究者中里道子、分担研究者作田亮一)が作成した、「はじめてのFBT実践ガイド」を用いる。事前に「摂食障害情報ポータルサイト(専門職)」よりダウンロードすることを推奨する。
また、事前に「ミールセッションを経験した養育者のインタビュー動画」を学会web siteから配信するので視聴されたい。
Part 1:FBTにおけるミールセッションの位置づけ(講師 藤井智香子)
Part 2:ミールセッションのワークと解説(講師 荻原かおり)
疑似家族のミールセッションを、その場で募った治療者役の参加者に即興でトライしてもらい、残りの参加者はその様子を見ながら「自分だったらどうするか」を参加者全員で考える。
ゲートキーパー研修会
「学校と医療のよりよい連携のための対応指針」を活用したゲートキーパー研修会
日時:10月19日(日)15:30~17:00
定員:40名
参加費:2,000円
※ゲートキーパー研修会のみに参加される方は、学術集会の参加申込は不要です。
学術集会参加者は、別途ゲートキーパー研修会の申込が必要です。
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摂食障害は、先進国において注目すべき疾患となり、若年での発症、男性での発症、コロナ禍での増加も見られています。特に若年者では、頑張り屋、スポーツとの関連、あるきっかけから食べられなくなるなどの特徴も見られ、症状が進むと長期にわたる心身の症状を残し、学業や社会的な生活にも影響を与えるため、学校現場での早期発見、適切な対応、医療との連携がうまく繋がることが望まれます。
この度、学校における摂食障害への対応「エキスパートコンセンサスによる摂食障害に関する学校と医療のよりよい連携のための対応指針」を活用した学校での対応について、早期発見、早期対応、治療中の対応等、疾患の基礎から対応の実際までを解説いたします。ぜひご参加ください。
◇内容:「摂食障害に関する学校と医療のより良い連携のための対応指針;高校生版」の活用
司会:磯部昌憲(京都大学医学部精神医学教室)
1.摂食症の概要と学校との連携
演者:作田亮一(獨協医科大学埼玉医療センター子どものこころ診療センター)
2.「対応指針の解説(高校生版)」
演者:髙宮静男(たかみやこころのクリニック)
3.「思春期の事例提示・適応解説(高校生版)」
演者:服部紀代(兵庫大学健康科学部)
4.質疑応答
*対応指針(小学校版・中学校版・高等学校版・大学版)は、「摂食障害情報ポータルサイト 専門職」の中の「参考資料 学校関係」からダウンロードできます。
懇親会
参加申込と併せてお申し込みください。
日時:2025年10月18日(土)19:10~
会場:東京国際交流館プラザ平成 3F ホワイエ
会費:5,000円
※定員に達し次第、締め切ります。
参加申込方法
ページ最下部の「参加申込」よりGoogleフォーム上で、お申込みください。
お支払方法
当日に現金でお支払いください。
参加申込の変更・取消
参加申込内容の変更、取消をご希望の方は、運営事務局(E-mail:jsed2025@med-gakkai.com)にお問い合わせください。
お問い合わせ先
第28回日本摂食障害学会学術集会 運営事務局
株式会社メッド
〒108-6028 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28階
TEL:03-6717-2790(平日9:00〜18:00)
E-mail:jsed2025@med-gakkai.com