第117回日本消化器病学会四国支部例会/第128回日本消化器内視鏡学会四国支部例会

会長挨拶

第117回日本消化器病学会四国支部例会 会長

第117回日本消化器病学会四国支部例会
会 長:蔵原 晃一
(松山赤十字病院 副院長/胃腸センター所長)
 第117回日本消化器病学会四国支部例会を、2022年6月18日(土)と19日(日)の2日間にわたり、松山市総合コミュニティーセンターにおいて、第128回日本消化器内視鏡学会四国支部例会(会長:竹下英次先生 愛媛大学地域消化器免疫医療学)との合同で開催させていただくことになりました。歴史と伝統ある本会会長を拝命し光栄に存じますとともに、改めて身の引き締まる思いをいたしております。 このような機会を与えていただきました幹事、評議員並びに会員の先生方に厚く御礼申し上げます。
 本会では、特別講演において松本主之先生(岩手医科大学消化器内科学消化管分野)に腸疾患の臨床・研究について最新の知見をご教示いただく予定です。ランチョンセミナーでは江崎幹宏先生(佐賀大学消化器内科学)に炎症性腸疾患の治療についてご講演いただきます。また、イブニングセミナーで川崎啓祐先生(九州大学病態機能内科学)に大腸腫瘍・腫瘍様病変の拡大内視鏡診断について、モーニングセミナーで丸山保彦先生(藤枝市立総合病院消化器内科)に自己免疫性胃炎の臨床病理学的特徴についてご講演いただきます。
 シンポジウムでは、『消化管疾患:診断と治療の新展開』「肝胆膵疾患:診断と治療の新展開」をテーマに、内科、外科にかかわらず消化管領域、肝胆膵領域における最新の知見や日々の消化器病診療における課題をご発表いただき、議論を深めたいと考えます。また、一般演題では活発なご討議を通じて明日からの臨床と研究に役立つ機会にしたいと考えます。
 なお、新年早々、オミクロン株感染の急増と第6波の襲来が懸念される状況です。現時点では現地開催の方針ですが、今後の状況によってはZoom登壇を併用したHybrid開催なども検討予定です。変更する場合、詳細が決まり次第、順次ご案内して参ります。
 会員の先生様にとりまして有意義な学会となり、四国における消化器病学の発展に寄与できるよう、事務局一同、鋭意準備を進めて参りますので、何卒、ご理解・ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

第128回日本消化器内視鏡学会四国支部例会 会長

第128回日本消化器内視鏡学会四国支部例会
会 長:竹下 英次
(愛媛大学大学院医学系研究科 地域消化器免疫医療学)
 このたび、第128回日本消化器内視鏡学会四国支部例会の会長を拝命致し、大変光栄に存じます。学会は2022年6月18日(土)、19日(日)に松山市の松山市総合コミュニティセンターにて開催いたします。若輩者でございますが、同時開催の第117回日本消化器病学会四国支部例会の蔵原晃一会長に協力を頂きながら実り多い学術集会になるように精一杯務めさせて頂きたいと存じますので何卒宜しくお願い申し上げます。
 特別講演は、新百合ヶ丘総合病院肝疾患低侵襲治療センター長/内視鏡センター長の國分茂博先生にお願いしております。消化器病学会・消化器内視鏡学会は各々重複し会員となっている先生方が多いと思いますが、やはり合同開催に相応しく、内視鏡手技のみならず病態に関する話題など多角的な視点からの門脈圧亢進症の病態・食道静脈瘤治療について講演頂く予定です。合同シンポジウムも「消化管疾患:診療と治療の新展開」「肝胆膵疾患:診療と治療の新展開」と題して、消化管、肝胆膵領域の最新の知見を発表頂き、白熱した議論が出来る場となるように鋭意準備を進めております。
 ここ最近は、何かとCOVID-19流行が話題に挙がることが多く、実際COVID-19流行の影響で学術集会の在り方も従来と違う形になってきつつあります。先日開催された第127回日本消化器内視鏡学会四国支部例会/第116回日本消化器病学会四国支部例会はWEB開催を余儀なくされました。両学会長の御尽力、学会員の御協力により盛会のうちに終わりましたが、なるべく現地で開催し、膝と膝を突き合わした活発な議論を出来るようになればよいかなと考えております。一方でCOVID-19感染状況の先行きは、変異株等の出現も危惧されまだまだ見通せないこともあり、本支部例会も一部はオンラインも併用等も含め感染状況にも配慮した学会の開催方法を考えております。
 皆様に安心して参加できるように、また積極的な議論が出来るような場を提供できるように努めて参りたいと存じますので、先生方におかれましては積極的な御参加・演題登録を宜しくお願い申し上げます。最後になりますが、このような機会を与えて頂いた稲葉知己支部長はじめ、幹事、評議員、ならびに会員の先生方に心より御礼申し上げます。