第65回日本血液学会中国四国地方会

会長挨拶

第65回日本血液学会中国四国地方会
会 長:鈴木 律朗
(島根大学医学部 血液・腫瘍内科学)
 第65回日本血液学会中国四国地方会の会長を拝命しました島根大学の鈴木律朗です。島根では、2018年に鈴宮淳司先生が開催された第57回地方会以来、8年ぶりになります。
 今回の地方会のテーマとしては「故きを温ねて新しきを知る」ということで、最近の血液学領域における進歩を皆様と共有したいと考えています。このテーマには、日本の中でも古い歴史を持っている出雲地方を訪れていただいて、最新の血液学の一端に触れていただく、という意図もあるのですが、最近の新薬の基礎となっているのは意外に古い論文や科学知見に基づいていることも知っていただきたい、という私からのメッセージでもあります。
 会場となる松江テルサは、松江駅前の交通の便利な位置にあります。そうは言っても、松江は岡山からの特急「やくも」で2時間30分かかりますので、前泊参加される方が多いかと思います。そうした方のためにも、学会ではモーニングセミナーから用意しましたので、ぜひご参加いただけると幸いです。近年は地方会参加者も増加の一途を辿っていますので、余裕をもっていただけるよう2会場用意しました。近年の多数の新薬を反映して多くの情報を入手いただけるように準備をしております。
 島根では、中国四国地区の血液内科・小児血液科医の連携を深める交流の場となればと思います。ご支援とご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。皆さま方の参加をお待ちしています。

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