
会長挨拶
第68回日本心身医学会総会ならびに学術講演会
会 長:丸岡 秀一郎
(日本大学医学部内科学系呼吸器内科学分野/日本大学医学部附属板橋病院心療内科)
会 長:丸岡 秀一郎
(日本大学医学部内科学系呼吸器内科学分野/日本大学医学部附属板橋病院心療内科)
このたび、第68回日本心身医学会総会ならびに学術講演会を主催させていただきます、日本大学の丸岡秀一郎です。大会長として、皆さまをお迎えできることを大変光栄に存じます。日本大学出身者が本学会の大会長を務めるのは、第20回の馬島季麿先生、第29回の桂戴作先生、第32回の中島重徳先生、第56回の村上正人先生に続き、今回で5回目になります。諸先輩方が築いてこられた心身医学への志を引き継ぎ、日本大学心療内科・呼吸器内科のスタッフとともに、実りある大会を目指して尽力してまいります。
本大会のテーマは、「こころとからだ サイエンスとアート」といたしました。ウィリアム・オスラーは、講演の中で「医学はサイエンスに基づくアートである」という言葉を残しています。病態を解明し、診断や治療を客観的に検証する「サイエンス(科学)」と、患者さんの語りに耳を傾け、その人の背景を理解し、一人ひとりにふさわしい医療をかたちにしていく「アート(術、技、実践、創造性)」。この両者を「こころとからだ」のつながりの中で結びつけていくことは、心身医学の本質の一つであると考え、その思いを本大会のテーマに込めました。本大会では、「サイエンス」と「アート」の最新の知見を学べるよう、多彩なプログラムを予定しています。日々の臨床や研究で私たちが向き合う課題について、議論できる場となれば幸いです。
領域、職種、世代を超えた交流を通じて、これからの心身医学を皆さまとともに描ける「機会」になることを願っております。多くの皆さまにご参加いただき、ともに学び、語り合えることを心から楽しみにしております。