当番世話人挨拶
第19回肝癌治療ナビゲーション研究会
当番世話人:山門 亨一郎
(兵庫医科大学放射線医学教室 主任教授)
この度、第19回肝癌治療ナビゲーション研究会の当番世話人を拝命いたしました兵庫医科大学・放射線医学教室の山門亨一郎です。当番世話人:山門 亨一郎
(兵庫医科大学放射線医学教室 主任教授)
本研究会は2003年9月に立ち上げられました。この時の発起人の一人に昨年6月に亡くなられた三浦 行矣先生がいます。兵庫医大のOBで、わたくしも大変お世話になりました。三浦先生はIVRのみならず、外科手術にも大変興味を持たれ、兵庫医大を退職後も「AIを用いた胃がん診断」に取り組むなど、常に新たな挑戦に取り組んでいました。
今回の研究会のテーマは「Navigate the Future」です。三浦先生の想いにも繋がるテーマです。ロボットを用いた手術や針生検、さらにはカテーテル操作等、近未来の技術も開発されています。将来にはこれら技術の遠隔操作も期待されています。また、IVRの領域ではY90-Radioembolizationの導入も予定されています。 本研究会は、肝がん治療を行う外科医、内科医、放射線会が一同に会し未来に向けて新たな知見、治療法を模索する会です。未来への皆様の最新研究をぜひ本研究会で発表いただき、未来の肝がん治療へ向けてのdiscussionを深めていければと考えます。他領域の最先端の知見や企業からの最先端機器の情報を得ることで新たな研究や治療法のヒントを得る機会でもあります。
開催場所は淡路島の淡路夢舞台です。建築家の安藤忠雄氏の設計した大変美しい会場です。また、9月の淡路島は観光に最適です。教室員一同精一杯おもてなしの心でお待ちいたしておりますので、奮ってご参加いただけますようお願い申し上げます。
2024年11月吉日