第114回日本神経学会中国・四国地方会

会長挨拶

第114回日本神経学会中国・四国地方会
会 長:大八木 保政
(愛媛大学大学院医学系研究科 脳神経内科・老年医学講座)
 愛媛大学脳神経内科の大八木です。この度、第114回日本神経学会中国・四国地方会を令和5年12月23日に松山市総合コミュニティーセンターで開催させていただきます。前回主催は5年前で、この間、コロナ禍のためしばらくWEB開催が続いた期間がありました。幸い、昨年から現地開催が再開されており、今回も現地で通常開催いたします。医局員一同、鋭意準備を進めていますので、よろしくお願いします。
 さて、医学は日進月歩、特に脳神経内科領域は免疫性疾患を中心に毎年数々の新薬が上市されております。一方、分子標的薬に伴う新たな神経疾患やコロナ感染・ワクチン等による神経症状もしばしば経験します。日常診療において常に新しい情報を発信・受信することはとても重要であり、対面での情報交換や討論が非常に有意義です。ぜひ中国・四国全域から多数の演題登録をお願いします。松山は冬も温暖で、食材や観光資源に恵まれた街です。年末の多忙な時期ですが、研鑽と共に日頃の疲れを癒す機会になれば幸甚に存じます。