総会長挨拶
第49回日本血液事業学会総会
総会長:室井 一男
(日本赤十字社 関東甲信越ブロック血液センター)
第49回日本血液事業学会総会を2025年10月28日(火)から30日(木)の3日間、さいたま市の「ソニックシティ」で開催します。総会長:室井 一男
(日本赤十字社 関東甲信越ブロック血液センター)
総会のテーマは「社会とともに ─歩み続ける血液事業─」としました。
血液事業から生み出される血液製剤は、医療の根幹を支える医薬品です。
血液製剤なくして、医療は成り立ちません。
血液製剤を安定的に製造し供給するためには、血液製剤の原料血を提供される献血ドナー様、血液製剤の投与を受ける患者様に留まらず、広く国民一般から血液事業への信頼と支持を得る必要があります。
そのためには、合理的で科学的観点に基づく血液事業を行い、将来を見据えて、血液事業を弛まなく発展させることが必要です。
一方、血液事業に携わる我々も、社会の流れ・トレンドと国民の考えや要望を知る必要があります。
私の好きな言葉に、keep (on) goingがあります。
歩み続けることですが、我が道を行くともとれる言葉です。
今回、総会テーマに沿って、特別講演、教育講演、シンポジウム、ワークショップなどを企画しました。また、血液事業を知っていただくため、久しく開かれていませんでしたが市民公開講座を設けることにしました。
総会会場は、さいたま市大宮駅から徒歩5分の位置にあり、大宮駅は新幹線・在来線が停まり東西南北からアクセスが容易な要所にあります。
2025年秋、関東甲信越ブロック職員一同、たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。