第15回せとうちART/SRHR研究会

当番世話人挨拶

第15回せとうちART/SRHR研究会
当番世話人:絹谷 正之
(医療法人 絹谷産婦人科 院長)
 このたび第15回せとうちART/SRHR研究会を2026年4月12日(日曜日)に広島コンベンションホール(広島市東区二葉の里3丁目5-4 広テレビル)にて開催させていただく運びとなりました。
 本研究会は2019年に柴原浩章先生(兵庫医科大学名誉教授・英ウィメンズクリニック)を代表世話人として発足し、瀬戸内7県(兵庫・岡山・広島・山口・愛媛・香川・徳島)、そして2024年からは大阪府も加わり計8府県のART関連施設が持ち回りで開催を担当しております。これまでARTに関する最新の知見と地域連携の深化を目的に議論を重ねてきましたが、第13回より「SRHR(Sexual and Reproductive Health and Rights)」の理念も加わり、より広範で包括的な生殖医療のあり方を探求する場へと発展を遂げております。
 今回のメインテーマは「日本のART/SRHRの未来を考える」といたしました。テクノロジーの進化に加え、社会的背景・政策動向も大きく変化する中、医療者としてどのように多様な価値観や権利に寄り添うべきか、改めて向き合う機会としたいと考えております。
 プログラムでは、特別講演・教育講演に加えて、男性不妊に関するランチョンセミナーやエンブリオロジストセッション、最新のARTに関わるシンポジウム等を予定しております。
 また、奇数回の開催にあたる今回は、一般演題の募集および学術奨励賞の選考はございませんが、多様な視点からの議論と交流が生まれる場となるよう、準備を進めております。
 広島には、瀬戸内ならではの文化と自然が調和し、訪れる方々に深い感慨を与える魅力があります。会場で多くの皆さまと対面で語り合えることを心より楽しみにしております。
 皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。