第40回中国・四国ストーマリハビリテーション研究会

会長挨拶

第40回中国・四国ストーマリハビリテーション研究会
会 長:發知 将規
(愛媛県立中央病院 消化器外科 臨床研修センター長)
 第40回中国・四国ストーマリハビリテーション研究会を令和9年6月5日(土)に愛媛県医師会館で開催させていただきます。伝統があり節目となる当研究会を開催できることを大変光栄に存じますとともに、機会を頂きました愛媛大学の押切教授、石丸教授に厚く御礼申し上げます。
 近年、凸面装具選択などのストーマに関する多くのエビデンス、コンセンサスが出てまいりましたが、臨床現場でエビデンスを如何に活用していくかという問題が存在します。高齢化、認知症、併存疾患、サポート体制などの患者背景を考慮しながら実施する必要がある「患者教育」。未来を見据えながら医療体制を整備するための臨床現場における「若手教育」。この2つの視点からの「教育」を考えるため、テーマを「ストーマリハビリテーション教育の再考」としました。
 特別講演は神戸大学の三木先生にストーマケアリング実践モデルについてご講演いただきます。ランチョンセミナーでは東京女子医科大学の山口先生に日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会の理事という立場から話をしていただきます。教育講演では愛媛大学の内藤先生に臨床現場における効率的な教育法についてご講演いただく予定です。充実したプログラムを組みましたので、参加者の皆さんと「教育」について考えたいと思います。
 そしてもう1つ、指定演題として、災害時のストーマ装具の供給に関する自治体との協定について、アスティスの岡田先生に情報提供を頂きます。予測不能な今後の災害ですが、各自治体での取り組み、活動の参考となれば幸いです。
 「教育」「災害」だけでなく、一般演題では幅広い内容での演題を募集します。道後温泉の「椿の湯」の男湯釜には正岡子規の俳句「十年の汗を道後の温泉(ゆ)に洗へ」が刻まれています。ストーマについてしっかりと勉強しつつ、日頃の疲れを道後温泉で癒しましょう。ストーマケアにおいて連携する多職種の参加をお待ちしています。
 研究会当日は活発な御討論をいただきますよう何卒どうぞ宜しくお願い申し上げます。参加される方々にとって有意義な研究会となり、日常の診療に少しでもお役にたてれば何よりです。最後になりましたが、当研究会の開催にあたり、ご協力いただきました関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

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