会長挨拶
第32回NPO法人日本脳神経血管内治療学会中国四国地方会
会 長:田川 雅彦
(愛媛大学大学院医学系研究科 脳神経外科学)
この度、第32回NPO法人日本脳神経血管内治療学会中国四国地方会を、2023年9月2日(土)にリジェール松山において開催させて頂くこととなりました。本会は例年通り、第25回中国四国脳卒中研究会(会長:愛媛大学脳神経外科 國枝 武治 教授)との同日開催となりますが、ともに愛媛大学脳神経外科学教室がお手伝いさせて頂くこと、大変光栄に存じます。会 長:田川 雅彦
(愛媛大学大学院医学系研究科 脳神経外科学)
両学術集会の共通プログラムであるランチョンセミナーでは、名古屋大学脳神経外科 泉 孝嗣 准教授、特別講演では、滋賀医科大学脳神経外科 吉田 和道 教授のご講演を予定致しております。一般演題のご発表においては、日本脳神経外科学会中国四国支部学術総会では恒例となっておりますコメンテーターの制度も取り入れ、より深いディスカッションが出来ればと考えております。COVID-19の影響でオンラインやハイブリッドの学会が増え、その利点を多くの先生方が感じられていることと存じますが、対面でのより一歩踏み込んだ議論や会員の先生方の交流も重要と考え、今回は現地開催のみとさせて頂くことと致しました。また、今回より発表演題の中から優秀演題(金・銀・銅賞)を選定する方針となりました。特に若い先生からの積極的なご応募をお待ちしております。
血栓回収療法やコイル塞栓術をはじめとする脳血管内治療はサブスペシャリティの域を超え、すでに脳神経外科医にとっての基本手技の一つとなっております。日々進歩するデバイス情報や治療経験を皆様と共有し、会員の先生方にとって実り多き学術集会となれば望外の喜びです。早秋の松山で皆様とお会いできるのを楽しみに準備してまいりますので、多数のご参加をよろしくお願い申し上げます。