第44回心筋生検研究会学術集会

会長挨拶

第44回心筋生検研究会学術集会
会長 中村 一文
岡山大学学術研究院医歯薬学域 循環器内科学

 この度、第44回心筋生検研究会学術集会を2022年11月11日(金)から12日(土)までWEB開催させて頂きます。歴史ある本会の学術集会を主催させて頂きますことを、大変光栄に思うと同時に身の引き締まる思いです。

 第44回心筋生検研究会学術集会のテーマは「解明と治療を目指す心筋生検」です。心筋生検は診断モダリティーとして診療に有用であるのみならず、病因・病態の解明そして治療につなげていく上でも重要な役割を果たしています。是非、本学術集会で皆様の経験・研究・英知を発表・議論頂き、さらなる発展に結びつけていきたいと考えております。

 変貌する心不全治療、オーファン・ドラッグによる治療がすすんでいる心筋症治療の現状にあわせて、心不全の治療薬・ATTR・AL・Fabry病のセミナーを企画しました。学術企画委員会セッションでは「心内膜心筋生検は今後どこまで心筋症の診断・評価に有用か?」と題してエキスパートの先生にご講演いただきます。グローバル人材を育成すべく、留学中の先生・帰国されたばかりの先生による「留学の勧めmovie」 セッションもありますので是非ご覧下さい。

 YIA 3セッション・一般演題 4セッションと研究・症例のとても貴重な発表も多数ございます。現状を反映してCOVID-19関連の演題も複数ございます。

 皆様におかれましては、心筋生検につきまして世代を超えた議論をお願いしたいと存じます。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

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