大会長挨拶
第6回日本DCD学会の開催にあたって
第6回日本DCD学会学術集会
大会長 狩長 弘親
吉備国際大学保健医療福祉学部 作業療法学科
この度、第6回日本DCD学会学術集会を2023年4月22日(土)・23日(日)に岡山県岡山市で開催させていただくことになりました。
大会のテーマは、「DCD(発達性協調運動障害)最前線~有効な支援法の確立へ~」といたしました。前回の学術集会で第5回という一つの区切りを迎え、DCDの新たな時代の幕開けとして医療・療育・保育・教育等の様々な視点からこれまでに何が明らかとなっているのか最新の知見について学び、多角的な視点から捉えていくことで本学会の役割の一つでもある有効な支援法の確立の礎になればと思います。
特別講演や教育講演では、DCDについて脳科学的な視点や診断、治療、そして日常生活や学校生活での支援等、DCDのお子さまと日々関わっておられる方々だけでなく、DCDについてこれから学んでいく、学び始めた方にとりましても充実した内容を企画しております。
一般演題は口述発表のみですが、今回も若手優秀演題賞を設けております。若手の皆様方にも積極的に演題登録いただけますと幸いです。また、現地では支援に活用できそうな道具や教材等の機器展示を予定しております。開催形式はハイブリッド開催といたしましたが、状況が許すようであれば多くの皆様方に現地に集まっていただき、交流を深めていただきたいと思います。
本学術集会がDCDの子どもたちにとっての希望の光として、そして、医療・教育・研究・支援に携わる全ての皆様方にとりまして実り多きものとなりましたら幸いです。
岡山の地で、皆様のご参加を心よりお待ちしております。