第16回日本禁煙科学会学術総会 in 倉敷

会長挨拶

第16回日本禁煙科学会学術総会 in 倉敷 ご挨拶

第16回日本禁煙科学会学術総会 in 倉敷
会長 種本 和雄
(川崎医科大学心臓血管外科学 教授)

 2021年9月11日~12日に完全Webの形で、第16回日本禁煙科学会学術総会in倉敷を開催させて頂きます。禁煙に関する活動も、加熱式タバコなど新しいジャンルのものも加わってきて、影響に関する研究とともにますます重要になってきております。特に次世代を担う未成年者や若者の禁煙教育が、まさしく将来の我が国の喫煙率低下に直接的に寄与する大事なアクションであると思っております。2020年4月の改正健康増進法の施行で、まだまだ不完全といえ日本でも受動喫煙対策義務化がスタートしました。1年でどう変わったか、今後どうしていけばよいのか、皆様と将来をにらんだ禁煙科学について語り合えればと思っております。

 本来は皆さまを倉敷にお迎えして、歴史と文化の街を堪能していただきながら、禁煙科学について議論するつもりでおりました。しかし、新型コロナウイルス蔓延状況から判断し、誠に残念ながら完全Webでの開催に変更させていただきます。Web学会も回を重ねて多くのノウハウが蓄積され、問題なく全国学会を開催できるレベルになっております。また、日常の臨床の場にありながら時間の許すときに学会に参加することも可能となり、これはWeb学会ならではのメリットでもあります。
 Web学会となりますと、ランチョンセミナーなどで皆様お楽しみのお弁当を提供することが出来ません。その代わりにセミナーにご参加いただいた有料入場者の方々にはお楽しみ企画をご用意しておりますので、是非とも奮ってご参加ください。
 新型コロナウイルス蔓延状況が未だ好転しない毎日ですが、9月の学術集会では少しでも明るい気分で禁煙科学について「侃侃諤諤」と議論できることを楽しみにしております。多くの皆様のご参加を期待しております。