第116回日本消化器病学会四国支部例会/第127回日本消化器内視鏡学会四国支部例会

会長挨拶

第116回日本消化器病学会四国支部例会 会長挨拶

第116回日本消化器病学会四国支部例会
会長 岡久 稔也
徳島大学大学院医歯薬学研究部 地域総合医療学

 この度、第116回日本消化器病学会四国支部例会を、2021年11月20日(土)、21日(日)の2日間にわたり、徳島市のあわぎんホールにおいて、第127回日本消化器内視鏡学会四国支部例会(とくしま未来健康づくり機構 徳島県総合健診センター 青木利佳 会長)との合同で開催させていただきます。また、会期中の11月21日には、専門医セミナー(徳島市民病院 岸 史子会長)を企画しております。歴史と伝統のある本会の会長を拝命し、大変光栄に存じております。このような機会を与えていただきました幹事、評議員並びに会員の先生方に厚く御礼申し上げます。
 日本消化器病学会は、消化器疾患に関する基礎的及び臨床的研究を奨励し、消化器病学の向上発展をはかり、人類の福祉に寄与することを目的としています。我が国では、2016年に高齢化率27.3%の超高齢社会を迎え、食生活の変化とともに炎症性腸疾患の患者数が増加傾向にあります。また、死亡原因の第一位は悪性腫瘍であり、がん死亡者数の半数以上を消化器がんが占めています。
 そこで本学会では、特別講演に慶應義塾大学の金井隆典先生をお招きし、炎症性腸疾患に関するご講演をしていただきます。また、合同シンポジウムでは、「消化器がんの死亡者数の減少を目指して」をテーマに、研究(基礎・臨床)、診療、教育、行政の幅広い分野における様々な取り組みや今後の展望について、萌芽的な新しい取り組みを含めご発表いただきます。
 今回の学会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を鑑み、より多くの先生方にご参加いただけるよう、十分な感染対策を行った状況での現地発表と一部セッションのみWeb登壇のハイブリッド形式でのご発表に加え、録画したご発表を一定期間Web配信する形での開催を予定しております。
 どのような状況においても、一例一例の症例をしっかりと診療し、臨床や研究面での成果を学会で共有し、積み重ねていくことは重要なことです。これからの医療を担っていく若い先生方を含む多くの先生方に四国支部例会でご発表いただき、活発な議論が繰り広げられ、明日からの診療に役立つ有意義な学会となることを願っております。
 本例会が実りあるものとなるよう、鋭意準備を進めて参りますので、どうかご指導、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

第127回日本消化器内視鏡学会四国支部例会 会長挨拶

第127回日本消化器内視鏡学会四国支部例会
会長 青木 利佳
とくしま未来健康づくり機構 徳島県総合健診センター

 このたび、第127回日本消化器内視鏡学会四国支部例会の会長を拝命し、身に余る光栄と存じます。合同開催の第116回日本消化器病学会四国支部例会会長の岡久稔也先生にご指導を賜りながら、2021年11月20日(土)、21日(日)にあわぎんホール(徳島県郷土文化会館)にて開催させていただきます。微力ではありますが、実り多き学術集会になりますよう精一杯務めさせていただく所存です。
 昨年から続く、COVID-19の影響にて、数多くの学術集会が中止や縮小となり、情報収集の方法はもっぱらネットや書籍が中心となってしまいました。しかし、聞いたり読んだりする一方向性だけでなく、自ら発信を行い多方向性の議論を行うことが、若手医師の学ぶ機会となり、また、研究者にとっては研究成果の整理や新しい研究テーマの気づきにつながるのではないかと強く感じています。是非、学会に参加して活発な討議を行っていただきたいと思います。
 さて、今回の主題テーマは、「消化器がんの死亡者数の減少を目指して―大学・医療機関・地域での取り組み―」とさせていただきました。日々の取り組みや研究成果、今後の課題を発表していただくことにより、違う立場にいる人たちが、予防から集学的治療まで広い視野を持ち連携することが可能になります。力を結集すれば、近い将来、消化器がんを克服できる日が来るかもしれません。
 また、特別講演には国立病院機構函館病院院長の加藤元嗣先生をお招きし、ご講演いただけることになりました。加藤先生はHelicobacter pyloriの除菌や感染予防といった1次予防、2次予防であるスクリーニング内視鏡の分野においても力を注がれ、この超高齢社会においても急速な胃がん死者数減少へ導いたパイオニアです。有意義な講演を拝聴できることを楽しみにしています。
 最後になりますが、このようなすばらしい機会を与えてくださった前支部長の高山哲治教授、現支部長の稲葉知己会長をはじめ、幹事、評議員の先生方、会員の皆様に心より御礼申し上げます。