第25回日本検査血液学会学術集会

ご挨拶

第25回日本検査血液学会学術集会
大会長 一戸 辰夫
広島大学原爆放射線医科学研究所 血液・腫瘍内科研究分野 教授

 皆様、第25回日本検査血液学会学術集会のホームページへようこそ!

 このたび、広島県・山口県合同の実行委員会が2024年7月20日(土)〜7月21日(日)に開催される日本検査血液学会学術集会の企画・運営をお世話させていただくこととなりました。私自身はもとより浅学の身ですので、大会の副会長として、本学会の重鎮である野島 順三先生(山口大学)と中島 静先生(広島市立広島市民病院)に大車輪としてのご助力をお願いしております。大会の基調メッセージとしては、「語らい深めよう!未来の検査血液学」を掲げ、学術集会への対面・Webでの参加を通じて、本学会ならではのフラットな多職種ネットワークをより深めあうとともに、日々の診療活動、そして新しい検査血液学の創出に生かしていただくことを目指しております。その実現のため、以下のように大会運営の3つの基本ポリシーを定めました。

第25回日本検査血液学会学術集会基本ポリシー:

  1. 検査血液学の多様な先端技術を理解し、未来へのさらなる発展につながる新しいアイデアを語り合い、探求する場を提供する。
  2. 検査血液学の次世代を担う若手会員同士が横につながり、これまでのレガシーを伝えるベテラン会員を加え、それぞれが抱く未来へのビジョンを大いに語り合える場を提供する。
  3. 近年における血液疾患の治療成績の著しい向上は、検査血液学の発展に支えられていることを深く理解し、各会員のプロフェッショナルとしての矜持とモチベーションを高める機会を提供する。

 本学会の学術集会が中国地方で開催されるのは、13年ぶりであり、この間に国際平和文化都市を目指し、大きく変貌した広島市の姿も、ぜひ皆様にご関心をもって眺めていただき、「平和」について今一度考え直していただく機会にしていただければと願っております。また、会場のある広島市中心部から山口県東部までは公共交通でほぼ1時間余りの距離であり、大会終了後にお時間があれば、ぜひ足を伸ばしていただきたく存じます。豊かな自然と歴史に恵まれたこの地域ならではの新しい魅力を発見できることは間違いありません。

 また、本学術集会の開催にあたり、様々な形でサポートしていただいている皆様の日頃のご厚誼に心より深く御礼を申し上げますとともに、引き続き、変わらぬご支援を賜りますよう平伏の上、お願い申し上げます。

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