日本栄養治療学会 第16回中国四国支部学術集会 日本栄養治療学会 第16回中国四国支部学術集会

会長挨拶

日本栄養治療学会 第16回中国四国支部学術集会
会長 遠藤 陽子
川崎医科大学附属病院 栄養部 部長

日本栄養治療学会 第16回中国四国支部学術集会
会長 遠藤 陽子
川崎医科大学附属病院 栄養部 部長

 この度、日本栄養治療学会第16回中国四国支部学術集会を倉敷にて開催させていただくこととなりました。川崎医科大学附属病院栄養部の遠藤陽子と申します。大会長をさせて頂きますことを大変光栄なことと存じております。

 2020年に支部組織の再編成が行われ、「中国四国支部会」として活動をしています。この3年間、新型コロナウイルス感染症禍のため支部学術集会はWeb開催となりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症になり、第16回は4年ぶりに集合型で開催いたします。スタッフ一同、誠心誠意準備を進めているところです。

 本学術集会では、「チーム医療を語ろう~個別化栄養管理~」をメインテーマといたしました。

 栄養はあらゆる治療の基本となるものであり、診療報酬改定においても、治療効果を高める栄養療法や栄養管理の充実、医療安全の強化などの効果が期待されています。そのために入院サポートから在宅サポートまで幅広く活動できる体制づくりも求められています。病院内のNSTだけでなく、地域一体型NSTなど、地域との密な連携も大切になってきます。

 直接対面で討論することで臨床的な栄養療法を主として代謝・栄養学に関する研究と知識の交流をはかり、充実した意見交換、情報交換が行われ中国四国支部会員の日常臨床における栄養活動の一助になれば幸甚です。

 現在、プログラム等調整中でございますが、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

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