
会長挨拶
第96回日本感染症学会西日本地方会学術集会
会 長:長尾 美紀
(京都大学大学院医学研究科臨床病態検査学)
会 長:長尾 美紀
(京都大学大学院医学研究科臨床病態検査学)
このたび、第96回日本感染症学会西日本地方会学術集会長を拝命し、第74回日本化学療法学会西日本支部総会長の山岸由佳先生とともに合同学会を開催する運びとなりました。長い歴史を有する本会の開催に携われますことを大変光栄に存じますとともに、感染症学に関わる多くの皆様と、学びと交流に満ちた時間を共有できることを心より楽しみにしております。
本学会のテーマは「DEI Diversity, Equity & Inclusion.」です。本分野は多様な専門分野の研究者や実務者の協働によって支えられています。とりわけ次世代を担う若手医療者・研究者の新しい視点や挑戦は、感染症学の未来を切り拓く原動力です。背景や専門、経験年数、価値観の違いを尊重し、公平に意見交換ができ、互いに学び合える環境を整えることは、これからの感染症学に不可欠であると考えています。
また本学会では、DEIを単なる理念にとどめず、その先にある「Belonging」―すなわち、参加された一人ひとりが「この場に居場所がある」「自分もこの会の一員である」と実感できる学会を目指します。若手からベテランまで、多職種が垣根なく交わり、互いの経験や視点を尊重しながら学び合う空間こそが、より良い診療と創造的な研究を生み出す基盤になると信じています。そのため、対面開催ならではの直接的な議論や偶発的な出会い、深い交流を大切にしたいと考えています。一方で、さまざまな事情により現地参加が難しい方々にも学びの機会を届けるため、一部プログラムについてはWeb配信を予定しております。それぞれの立場や状況に応じた参加の形を通じて、本学会の輪に加わっていただければ幸いです。
多様性を力に変え、参加者すべてがBelongingを感じられる学会となるよう、プログラム委員長の山本和子先生をはじめとする委員の先生方、両学会事務局の皆様ならびに運営会社であるメッドの皆様と鋭意準備を進めております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
第74回日本化学療法学会西日本支部総会
会 長:山岸 由佳
(高知大学医学部臨床感染症学講座)
会 長:山岸 由佳
(高知大学医学部臨床感染症学講座)
このたび、第74回日本化学療法学会西日本支部総会長を拝命いたしました、高知大学医学部臨床感染症学講座の山岸由佳と申します。第96回日本感染症学会西日本地方会学術集会長の長尾美紀先生とともに、2026年12月18日(金)~20日(日)の3日間、高知県立県民文化ホールおよびザ クラウンパレス新阪急高知にて合同学会を開催いたします。第74回という伝統ある総会を高知の地で開催できますことに深く感謝申し上げるとともに、身の引き締まる思いでございます。過去の歴史を紐解きますと、高知県での開催は第36回(1988年・荒田次郎先生)以来、38年ぶりとなります。
本合同学会は、両会長がいずれも女性である点でも注目をいただいております。もちろん開催にあたり性別の違いを強調する意図はございませんが、総会を含め女性の大会長が続けて選出されることは歴史的にも意義深く、時代の変化を映し出していると感じております。そこで今回のテーマを「DEI:Diversity, Equity & Inclusion(多様性・公正性・包括性)」といたしました。感染症領域・化学療法領域においてDEIの視点はすでに重要性を増しておりますが、本合同学会ではそのコンセプトのもと、より幅広い皆様にご参加いただけるよう、プログラム委員長の山本和子先生をはじめプログラム委員の先生方とともに企画を進めております。本学会が、感染症学・化学療法学を俯瞰して議論し、新たなエビデンスの創生へとつながる場となることを期待しております。
最後になりますが、日本化学療法学会ならびに日本感染症学会の両事務局の皆様、運営会社の株式会社メッド様、そして多くの企業の皆様から多大なるご支援を賜りましたことに、心より御礼申し上げます。高知の地で皆様にお目にかかれますことを楽しみにしております。何卒よろしくお願い申し上げます。