第34回腎と妊娠研究会学術集会

ご挨拶

第34回腎と妊娠研究会学術集会
大会長 下屋 浩一郎
川崎医科大学 産婦人科学教室

第34回腎と妊娠研究会学術集会
大会長 下屋 浩一郎
川崎医科大学 産婦人科学教室

 この度、第34回腎と妊娠研究会の大会長を拝命し、川崎医科大学産婦人科教室として2025年3月1日(土)、倉敷市芸文館におきまして開催させていただくこととなりました。歴史ある研究会の主催をさせて頂くこと光栄に存じます。本研究会は産婦人科医と腎臓内科医が協働して妊娠中の腎疾患管理、妊娠高血圧症候群などの産科合併症について共に学び、活動してきました。出産年齢の高齢化に伴い、腎疾患合併妊娠についての正しい理解と妊娠・分娩の管理の重要性は増してきています。さらに人生100年時代を迎え、分娩後の生涯にわたる健康に産婦人科医と腎臓内科医の果たすべき役割は大きくなってくるとともに医師のみならず、看護師・助産師・栄養士・薬剤師・臨床工学技士など様々な職種が腎疾患合併妊娠に関わる重要性が増しています。そこで、今回テーマを「From the Fetus to the Elderly 共に考えるこれからの腎」と致しました。妊娠前のプレコンセプションケアから妊娠中、次子の妊娠までの期間さらに生涯にわたる健康について妊娠と腎に関わるすべての多職種で相互理解を深め、学ぶ機会にしたいと考えております。

 是非、多くの皆さまにご参加いただき、活発な議論をお願いしたいと思います。また、会場の近くには倉敷美観地区や大原美術館もございます。少しお時間を作っていただき、倉敷の散策も楽しんでいただければと考えております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

arrow_upward