
会長挨拶
第66回中国・四国精神神経学会
会 長:石原 武士
(川崎医科大学精神科学教室 教授)
会 長:石原 武士
(川崎医科大学精神科学教室 教授)
この度、第66回中国・四国精神神経学会を、第49回中国・四国精神保健学会会長の武田俊彦先生とともに岡山市で開催させていただくことになりました。会期は2026年11月6日(金)、7日(土)の2日間、会場は岡山駅直結の岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム)です。
わが国の精神医療は、地域移行の推進や地域包括ケアシステムの深化など、大きな変革の時代を迎えております。さらに、少子高齢化の進行、医療人材の不足や地域偏在、社会環境の変化など、精神医療を取り巻く状況は一層複雑化しています。中国四国地域においても、都市部と中山間地域が共存する地域特性のなかで、いかにして質の高い精神医療を持続的に提供し、地域社会の中で支えていくかが重要な課題となっています。
そこで、今学会では、「地域で紡ぐ持続可能な精神医療 次代への継承と共育」をテーマに掲げました。精神医療は、医療機関の枠にとどまるものではなく、地域社会のさまざまな資源や人々との連携のなかで育まれていく営みであります。そして、その実践と経験を次の世代へと確実に継承し、世代や職種を超えて共に学び、共に育っていくことこそが、これからの精神医療の持続的な発展を支える基盤になるものと考えております。
本学会が、日頃の臨床や研究の成果を広く共有するとともに、地域精神医療の未来について多角的に議論し、新たな知見や連携の可能性を見いだす場となることを願っております。また、若手医師をはじめ次世代を担う医療者にとっても、学びと交流を深める貴重な機会となれば幸いです。
岡山市は、温暖で穏やかな風土に恵まれており、中国四国地方の交通の要衝として古くから人と文化の交流を育んできた地でもあります。中国四国地域から多くの皆様を岡山市にお迎えできることを心より楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。
第49回中国・四国精神保健学会
会 長:武田 俊彦
(岡山県精神科病院協会 会長/公益財団法人慈圭会 慈圭病院 院長)
会 長:武田 俊彦
(岡山県精神科病院協会 会長/公益財団法人慈圭会 慈圭病院 院長)
2026年11月6〜7日に第49回中国・四国精神保健学会を岡山市で開催することになりました。会長を務めます慈圭病院の武田俊彦でございます。川崎医科大学精神科学教室の石原武士教授が会長を務められます第66回中国・四国精神神経学会と同時に開催いたします。
今回のテーマは地域で紡ぐ持続可能な精神医療 ―次代への継承と共育―です。精神科における医療・福祉の特徴は、当事者の価値観を重視すること、トラウマ体験などの逆境体験を留意すること、社会生活に対応した伴走型であること、そのため息の長い、多職種・多施設の連携が必要なことなどが挙げられます。このような複合的で、知識だけでなく技能や思想が伴う内容を、普及し継承するには、文字で表現できる知識の伝達だけでは不十分です。先駆者、実践者からの実体験を通した言葉を聞くことが有意義です。現場で体験ができればさらに理解が深まります。芸術もそうですが、印刷や録音ではなく、本物にはそれにしかない迫力があります。学会はそのような「本物」に出会える場所です。本学会もそのような出会いと共育の場として生かしていただきたいと思います。
また、本学会は中国四国の地元で開催される、とても参加しやすい学会ですので、学会デビューの新人の職員の皆さんの演題発表、当日参加を歓迎いたします。是非ご検討ください。
学会は、JR岡山駅から連絡通路で直結した岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム)で開かれます。開催時の2026年11月6日には、日本三名園の一つ岡山後楽園が夜間特別開園され、隣接する岡山城でも天守閣や石垣がライトアップされている時期です。併せて、秋の岡山市内もお楽しみください。