第18回日本統合失調症学会

研修コース

研修コース

「短時間でできる認知機能測定の実際」

日時

2024年4月13日(土)13:40〜16:50

会場

第3 会場(大塚講堂 2F 小ホール)

会長

80名

参加費

無料(大会への参加登録が必要となります)

運営事務局

講師:松本 純弥(国立精神・神経医療研究センター)
講師:伊藤 颯姫(国立精神・神経医療研究センター)
講師:新谷茉莉果(国立精神・神経医療研究センター)
講師:住吉 チカ(福島大学)
講師:橋本 亮太(国立精神・神経医療研究センター)

内容

「認知社会機能障害検査の意義と概要」
「社会活動評価と病前推定IQ の測定」
「現在の推定IQ の測定(類似)」
「現在の推定IQ の測定(記号探し)」
「認知機能障害検査の活用例と今後」

統合失調症の治療において、その社会適応を考えていく際に、患者の現在の認知機能及び認知機能障害を知る必要がありますが、今まで簡易に測定する方法がなく、臨床現場では測定されていませんでした。今回、認知機能障害を簡易に誰でも測定できる方法を開発したため、臨床現場に還元し、統合失調症の治療に役立てていただきたいと考えています。15 分程度でできるものですので、精神科医や心理士だけでなく、他のメディカルスタッフの方でも簡単にできるものです。本研修コースは、「意義・開発の経緯」、「検査法の実習および解説」、「検査の評価と使用方法」の三部構成になっており、検査の実習や具体的な症例について、どのような使い方をして結果をどのように解釈するかについても解説します。統合失調症の支援にかかわる多数の方のご参加をお待ちしております。